備忘録としてWindows Updateのエラー(8007000E)と対応策を書いておく。
卒業した大学院生が使用していたノートパソコンやセキュリティーメンテナンスが切れたWindows Vistaで動いていたデスクトップPCをWindows 7にアップグレードした。研究で使用しているパソコンは、計測機器が繋がっている理由によりOSのアップグレードに消極的である(アップグレードすると動かなくなることがあるので)。また、OSのバージョンを32bit版で使用していることも多くメモリーも潤沢に搭載していないことも多い。そんな理由からかWindows7にアップグレートしたパソコンとOSのクリーンインストールをしたWindows 7 32bitで立て続けにトラブルが生じた。
多くの研究室で同様の事例もあるかと思い情報発信をしておく。クリーンインストールしたりアップグレートしたWindows7のセキュリティーパッチをあてようとすると不明なエラー・コード8007000Eと表示されて失敗するのである。
困ったときの対策はGoogle先生に聞いてみることなので、検索をすると対応策を書いてあるページがあり、今回の2例は共に、マイクロソフトから更新プログラム「KB3050265」をダウンロードし実行すると解決した。
とりあえず同様の症状の人は試してみて下さい。
最後に更新プログラムやWindows Updateの重要性を述べておきます。何のために実施するのか重要性を感じない人も居るかもしれませんが、私はこれで助かった経験があります。ポスドク時代に研究室の1台のパソコンがウィルスに感染し、ネットワーク経由で同僚のポスドクのパソコンにもウィルスが感染したことがありました。同じネットワークに繋いでいたのですが、私のパソコンは無事であり、その理由はWindows Updateを適用していたからでした。
これまで問題なかったから何もしないのではなく、問題になる前に更新プログラムは実施しておきましょう。もちろん、Windows XPはもちろんVistaも更新されないので、アップグレートしないのであればネットワークに絶対に接続しないのが基本です。