工作室(物理学科)

このコーナーでは、十代研究室で所有している装置を紹介するだけで、物理学科や文理学部で所有している装置も紹介していきたいと思います。今回は、ずばり、「旋盤」です。旋盤とは、まず、写真を見てください。

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町工場にありそうな工作機械の1つです。物理学科では、学科共通の設備として工作室を管理しており、旋盤、フライス盤、ボール盤、バンドソーなどの工作機械がいつでも使用可能な状態となっております。物理の実験装置は自作の部分が多く、新しい実験をするために改造・改良することなどは、日常茶飯事です。私自身としては、ドイツ留学時代はテクニシャンと呼ばれる機械工専門の人物がラボに居たため、彼にこんなの作ってと頼めば(ドイツ語しかできないところが苦労したが・・)、翌日には出来ているという非常に恵まれた環境でした。その後の国立研究所のときは、これまた、装置開発室という組織があり、機械工作に関しては恵まれた(自分でやらなくても十分な)環境でした。日大文理学部ではというと、学科で工作機械を管理しているので、これも他の人に気兼ねなく使用できるので恵まれた研究環境であり、学生時代に培った旋盤の技術が錆びついていないかジュラルミン加工を行いました。
結果は、コンマ1mmの精度での可能を難なくこなせ、自分で設計した装置を自分で工作し、非常に満足した時間でした。あとは、この装置で最高の実験結果を得るだけ・・・・・と考えています。