3年生の研究室への仮配属が決まり(仮配属に関しては、別の機会に説明したいと思います)、配属学生とコンタクトを取っているのですが、コミュニケーション手段について、考えたいと思います。
我々、研究者は、普段から、e-mail を使っているので、そのアドレスを書かせていたのですが、携帯メールを書く学生が非常に多かったです。携帯メールは、メールアドレスでは無いと認識するべきで、長文が送れないだけならマシなのですが、困ったことに、迷惑メールフィルターを設定している学生が多く、大学からのメールアドレスの着信が出来ないケースが非常に目立ちました。メールアドレスを聞くだけでは終わらず、そこで送信テストを実施して、大学からのメールが届くように設定を変更させ、ちょっとした手間でした。
そんな問題点を解決してくれたのが、LINEです。学生同士の連絡に携帯メールで問題無かったのは、本人同士が携帯メールでやり取りするからで、ただ、私自身は携帯電話でメールを打つ気がでません。それが、LINEが普及するようになり、学生同士もLINEで連絡を取り合っているようなので、私もLINEを始めました。これが結構便利で、個人的には、大学の先生には、LINEを勧めたいと思っております。まず、携帯電話でいつでも連絡が取りあえるのはポイントですが、研究室のPCもLINEに繋げているので、細かな連絡はPCのキーボードでメッセージを入力し、LINEで送ります。また、研究室の配属学生が決まったので、メールの場合だとメーリングリストのようなものを作って全員に送信していましたが、LINEではグループ機能があるので、研究室のグループを作ってしまえば、後は、全員への連絡は、そこで、メッセージを流せば終わり。メールで「了解」の一言メールでは味気無い気がしますが、LINEではスタンプ1個送っておれば問題ない。忙しい大学教員のためにあるようなツールな気がします。
さて、そんな理由で始めたLINEですが、スマートフォンが普及することで、学生が記入するメールアドレスも携帯メールがほとんどだったのに、最近では、gmailなどのフリーメールがメインになってきました。受信設定の問題からは解放されたのですが、なぜ、大学のアドレスを使わないのだろうと不思議に思っております。日本大学文理学部では、学生一人一人に在学中に使用できるメールアドレスを提供しており、就活用などに利用することも良いのではと思っております。インターネットの環境であれば、ブラウザで、どこでもメールチェックを行うことができて、
https://webmail.educ.chs.nihon-u.ac.jp
こちらにログインすると、メールの転送先なども設定できます。つまり、就活では、オフィシャルなメールアドレスとして大学のアドレスを指定しており、そこに届いたメールをスマートフォンや普段使いのフリーメールに転送し、企業からのメールにすぐに対応することも簡単に設定可能です。(これからは、情報社会でメールなどのツールをいかに駆使できるかが、ポイントですので、学生時代から鍛えて欲しいと思います。)
ただ、学生のスキルが弱くて大学のメールを使っていないのではなく、登録しているメールアドレスを知らないから使っていないだけなので、ここで、メールアドレスを知る方法を伝えたいと思います。基本的には、メールアドレスは、アルファベット1文字の後に学生証番号が続き、ドメインは、@educ.chs.nihon-u.ac.jpになります。最初のアルファベットは、全くのランダムで設定されていますので、大学内の施設であるインフォメーション・スクウェアを使用するときに表示されるのを見るのが早いようです。肝心のパスワードは、履修登録などで使用しているポータルサイトのCHIPSと同じなので、個々人で把握できていると思います。
日本大学文理学部の学生メールアドレス
メールアドレス: (a~zの1文字)+(学生証番号)@educ.chs.nihon-u.ac.jp
パスワード: CHIPSと同じ
インフォメーション・スクウェアに行かなくてもアルファベット26文字なら総当たりでもログインできますが・・・・