暑い日が続いていますが、元気に過ごされていますでしょうか?まず、今年度に入りホームページの更新頻度が著しく下がっていることをお詫びし、また、言い訳をしたいと思います。
令和6年度より学内において、より責任の重い立場となっています。具体的には、「学務担当」と呼ばれている文理学部内の教学の責任者になっております。8000人以上の学生が通うキャンパスで、哲学科から化学科まで文系から理系までの18学科が混在する文理学部で、解決しなければいけない課題が山積し、優先順位をつけて解決していると、ホームページ更新などは、かなり後ろの順位となっておりました。
さて、今回は、7月14日(日)に開催した文理学部の夏季オープンキャンパスに関する話題です。以前、このホームページでもVR(ヴァーチャル・リアリティ)に関する最近の動向をお知らせしてきましたが、コロナ禍を経て、文理学部をVRで紹介するイベントを行っていました。VRのコンテンツはドワンゴ(株)の協力を得て、N高/S高生用に作られたものを使用していました。Meta Quest 2というVRヘッドセットを使ってVRを体験するのですが、N高/S高生は普段から授業でMeta Quest 2を使っているので操作に問題はないのですが、オープンキャンパスに来場した高校生や、その保護者に、いきなりMeta Quest 2で体験してもらうことに少々のバリアを感じていました。
そんな中、文理学部における教学の責任者となってしまった今年は、VRの使い方を来場者に丁寧に説明する余裕もなく(教科に関する質問受付けを担当するため)、より簡単に、勝手にVRを体験してもらえる環境を整える必要が出てきました。
そこで、活用したのが、YouTube360°動画でした。N高/S高生のために作られたVRオープンキャンパスですが、ドワンゴ(株)さんにYouTubeの360°動画として切り出してもらっていたコンテンツがありました。このコンテンツを繰り返し再生しているMeta Quest 2のヘッドセットを用意して、ヘッドセットは頭に固定するベルトがあるのですが、ベルトも取っ払い、操作のためのコントローラーを手で持つ必要がないので、顔に手で押しあてて貰ってVRコンテンツを気軽に楽しんでもらえるよう工夫を行いました。
文理学部を紹介しているYouTube360°動画は、普段から公開しており、こちらのURL ( https://www.youtube.com/watch?v=dUo9_zuGa_I ) からアクセス可能です。パソコンで開くと、マウスによるドラッグで見たい方向を変えることができます。それより、是非、お勧めしたいのは、スマホからのアクセスです(チラシをQRコードを読み込んで下さい)。文理学部のキャンパス内でスマホで写真を撮影しているようなイメージでキャンパス内に迷い込んだような感覚が味わえます。VRヘッドセットであれば、もっと没入感を感じることができますので、興味のある方は、9月22日(日)に開催される秋季オープンキャンパスに是非お越しください。ラーニングコモンズで私が教科に関する質問に答ええている横のスペースでVRを体験できます。