卒業式(個々の学生と向き合って)

2025年度は十代研究室から学部生が6名、大学院生が1名卒業していきました。例年感じることですが、文理学部からは多くの学生が教員の道に進んでいきます。今回も十代研究室だけで中学校と高校の教員としてそれぞれ1名の卒業生が4月から働き始めます。教員採用試験に合格したのだから、その都道府県の教育委員会が採用したいと感じた卒業生なのですが、これまでに十分な科学の知識を培わすことができたのか不安にもなり、ただただ、教員になった後の成長に期待しているのも事実です。

さて、今年の卒業生には、かなり思い入れがあります。日本大学といえばマンモス大学であり、きめ細やかな教育サービスを施すことはできないのではと考える方も多いかもしれません。しかしながら、多くの学生と教員がいても個々の交流は生まれる訳で、退学しそうな学生に個々に連絡をとり、本人が奮闘し、卒業まで辿り着けたケースも多々あります。私自身が個別に連絡をとって卒業できた学生は、自分のことのように嬉しく思います。半年前の9月に卒業した学生、今回の卒業した学生の中にも、私自身が親御さんとも連携した学生が居りました。大学中退とちょっと年数が伸びても大学卒業では雲泥の差があるように感じます。途中でドロップアウトしてしまう学生も居る中、ゴールにたどり着けたことを誇りに感じ、自信をもって社会で活躍してもらいたく思います。